今回はVtuberをやってみたいけど、モデルの用意をどうしたらいいか分からない人向けに、自分で作る場合と、クリエイターに依頼する場合とでまとめてみました。
それぞれのメリットやデメリット、どこで依頼を探すかなど参考にしてみて下さい。
自分で作る
僕は元々ちょっとだけデジタルイラストをかじっていたので、Youtubeで作り方を見て、自分でバーチャルの肉体を造ったんだよね
モデリングもパラメーターをいじっての作業にも、そんなに抵抗がなかったのもよかった
自分で作る場合のメリット・デメリットは以下の4つ
・自分のイメージを形にできる
・いつでも自分で編集できる
・作り方を学ぶ必要がある
キャラクターモデルの作画
Live2Dで動かすモデルの作画は、普通の立ち絵イラストと違い、パーツごとに細かく分かれています。
Vtuberモデルとして動かすための作り方を勉強したり、実際のデザインごとに工夫する必要があります。
例えば僕の体だとこんな風に分かれてたりする
これでも一般的には少ない方
作画に使用するペイントソフトはこれじゃないとダメとかはないですが、上記のとおり色んなパーツを重ね合わせてつくるので、レイヤー分けは必須です。
また、この後お伝えするLive2D Cubism(実際にキャラクターに動きをつけるためのアプリ)がPSD(Photoshopドキュメント)形式で読み込です。
ですので、レイヤー分けができて尚且つPSD形式で保存できるものを選んで下さい。
PSD形式は一般的なペイントソフトであれば対応していますが、簡易的なものやスマホ用アプリとかになってくると対応していない可能性もあるので注意して下さい。
おすすめペイントソフト
CLIP STUDIO PAINT
現在イラストやマンガ制作などに一番よく使われているペイントソフトです。
3Dデッサン人形の機能もあるので、全身の作画のアタリも取りやすいです。
PROと上位版のEXがありますが、Vtuberモデルを制作する目的であればPROでOKです。
(マンガとか描きたい人はEXがおすすめ)
モデリング
実際のモデリング(動作付け)はLive2D Cubismというアプリを使います。
こちらはLive2D社の公式サイトからダウンロードできます。
↓↓↓
【Live2D Cubism】
42日間のトライアル版ではPRO版(有料)の機能が全部使えますし、その後は機能制限はありますがフリー版が使えます。
作画が出来たタイミングでトライアル版をダウンロードするのがおすすめ
モデリングのやり方についてはYoutubeで分かりやすく解説してくださっている方もいますので、そういった動画を参考にしてみて下さい。
クリエイターに依頼
作り方を調べてみて、自分で作るのが難しそうな場合はオーダーメイドでクリエイターさんにご依頼してみましょう。
ご依頼先の探し方
クリエイターへの依頼は、スキルマーケットや専門サイトでも探すことができます。
nizima
こちらはLive2D社公式が運営している、Live2Dモデルの販売サイトです。
完成品モデルを販売していらっしゃる方もいますし、オーダーを受け付けているクリエイターさんもいらっしゃいます。
ココナラ
ココナラ内で「Vtuber」とか「Live2D」などで検索すると、色んな出品者が出てくるので探しやすいです。
また、ココナラという媒体自体が支払いの仲介や、トラブル時のサポートとして入るので、SNSなどで探して直接やり取りするより安心です。
また、上記のnizimaより相場が少し安めです。
クリエイターに依頼する場合お金はかかりますが、自分で1からスキルを身につけるよりクオリティが高いものを依頼できます。
・お金がかかる
・自分で編集できない
・自分のイメージをしっかり伝える必要がある
その他、Vtuberを始めるにあたって導入が必要なもの
今回はLive2Dモデルの用意について書きましたが、実際にVtuberを始めるには他にも準備しておくものがあります。
・Vtuberアプリ
Vtuberモデルを実際に動かすためのアプリが必要です。
おすすめはVtubeStudio
安価で買い切り型で、でも機能も優秀です。
詳しくはこちらで説明しています
VtubeStudio(Steam版)のダウンロードとインストール方法
https://revolatory00.com/vtubestudiosteamdl/
・OBS
配信に使用するアプリ。
無料ですが、配信に必要な機能は備わっています。
Vtuberさんやゲーム配信者さんは一般的にOBSを使用しています。
インストール方法はこちらで説明しています。
OBSのインストール方法
https://revolatory00.com/obs_inst/
・PC
配信内容や媒体にもよりますが、特にゲーム配信などをする場合はしっかりしたスペックのPCが必要です。
・各種機材
マイク、トラッキング(配信者の動きを検知する)用Webカメラなどの機材が必要です。
僕が使用しているもの
こだわっていくと他にもオーディオインターフェースなど色々用意したいところだけど、お金もかかるよね。
とは言え最低限の環境は必要なのでまずはこのあたりから。
カメラについては普段はiPhoneを使用しつつ、ハンドトラッキングなどの際はWebカメラを使用しています。
iPhoneをWebカメラに使用する理由などはこちら
トラッキングはiPhoneをWEBカメラにするのがオススメの3つの理由
https://revolatory00.com/vtuber-camera/
また、マイクについてはこちらでレビューしています
配信初心者にも使いやすいマイク 【HYPER X QUADCAST レビュー】
https://revolatory00.com/hyprexquadcastreview/
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